そ ば 汁 の 作 り 方

1996,6.6… 谷津坂屋


「かえし」を作っておく

・水 1.8リットルを沸かし、砂糖4.5 kgを溶かす。

・薄色醤油特級(薄口ではない)18リットルを加える。

・冷暗所で1〜2週間、寝かせる。


「本だし」の取り方

・水22リットルに、利尻昆布約45cmを入れ、一晩置いておく。

・上記を沸かす。沸騰直前に昆布を取り出しておく。

・沸騰した湯に、厚く削った宗田鰹節800gとカメ鰹節400gを入れる。

・湯の中で、鰹節が循環するよう火力を調節し、アクを取りながら30分間沸かし続ける。

・布で漉す。約15リットルの本だしがとれる。


「二番だし」の取り方

・本だしを取った後の鰹節を、再使用して、同じように二番だしをとる。


「そば汁」の作り方

・14.4リットルの「本だし」に、「かえし」3.6リットルと本みりん0.36リットルを加え、沸かす。

・あくを取りながら、沸騰直前に火を止め、布で漉す。


1「つけ汁」(ざるそば等の冷たい蕎麦用の汁)の作り方

・6時間程湯せんした「そば汁」を、自然冷却し、その後冷蔵庫で保管する。

店に出す「つけ汁」は、2〜3日たち、味がこなれた頃の汁を使う。


2「かけ汁」(かけそば等の温かい蕎麦用の汁)の作り方

・その日にとった「そば汁」に、注文の度に、ほぼ同量の二番だしを加えて沸かし直し、温めた蕎麦等にかけて提供する。この段階で汁の濃淡を加減する。



※当店のそば汁は、原材料費や手間の掛かり方からして、ほぼ蕎麦と同じ位の「原価」がかかっています。どうかじっくりお味わい下さい。蕎麦湯で割ると、最後まで美味しく召し上がる事が出来ます。

※基本的に、化学調味料や保存薬等は使っていませんが、元の醤油や砂糖、味醂には、その製造過程で何が使われているか、疑問が残ります。当初、自然食品店で扱う醤油、砂糖、味醂を使って汁をとってみたこともありますが、あまりにコストがかかり過ぎ、とてつもなく高いメニュー価格になってしまうので、諦めました。

※最近の大きな傾向として、汁は薄味、薄色が好まれるようです。ただしお客様の職業、性別、年齢、出身地、気候等によって、好みは大きく別れます。何とか全ての皆様に満足して頂けるように工夫しているのですが、本当に難しさを痛感します。

調理している本人は、濃い味好みなので、ついつい濃い汁になってしまいます。これではいかんと、意識的に薄味にすると、極端な薄味になってしまったりして、その加減に苦労しています。お食べになってからも、味の濃淡は加減できますので、店の者に声をお掛け下さい。

※ご家庭で、そば汁を作られる場合も、上記の分量を参考にして下さい。でも何故か、シチューやカレーといった煮込み物もそうですが、沢山作ったほうが美味しくなるのが不思議です。

※そば汁だけの販売もしております。(360cc300円)


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谷津坂屋・橋本康二 tnetk@seaple.icc.ne.jp